乃木坂46の生駒里奈(19)が、CD売り上げの好調さを喜んだ。

 23日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた初の主演映画「コープスパーティー」(8月1日公開。山田雅史監督)の完成披露舞台あいさつ前、取材に応じた。

 前日の22日には、生駒がセンターポジションを務める乃木坂46の最新シングル「太陽ノック」がリリース。発売初日で48・2万枚を売り上げ、グループ史上最高の出だしを記録している。「本当によかったです。生駒センターで、売り上げが落ちたらどうしようって思っていたので、今回は必死でした。乃木坂46は、毎回、前のシングルの売り上げを超えることをメンバーと目標にしているので、今回、たくさんの方に聞いていただいたんだなと実感しました」と笑顔を見せた。7作ぶりのセンター復帰で結果を残した形だが、「乃木坂46には、もっとかわいい子や、知名度のある子がいるので」と謙虚だった。

 同作はゲームを映画化したホラー作品で、生駒は、仲間たちと一緒に異空間に閉じ込められる女子高生を演じる。共演のD-BOYS池岡亮介(21)にひそかに思いを寄せ、手をつなぐなど、爽やかなロマンスシーンにも挑戦した。「乃木坂46は恋愛禁止なので、握手会以外で男の人と手をつなぐ機会はないです。だから、『ありがとうございます』っていう気持ちで、手をつなぎました」と照れ笑いした。

 自身の演技については「思ったより大根ではなかったです。見てて『痛く』なかった」と及第点を与えた。「将来の夢は女優?」と聞かれると、「まだそれは分からないです。でも、今は乃木坂46でドラマもやっているし、演技の経験をいかせる機会が多いです」と答えていた。