NMB48が20日、大阪城ホールで結成5周年コンサートの初日公演を行い、ファン1万人を動員した。公演は同所で22日まで3日間続く。

 その幕開けは、デビューシングル「絶滅黒髪少女」のミュージック・ビデオにならい、渡辺美優紀(22)が得意の書道に挑戦。ステージ上の大きな半紙に「変」と書き、映像を再現した。山本彩(22)はメンバーを相手に殺陣を演じ、デビュー曲の“原点”に立ち戻った。

 振り付けに入った組体操が話題を呼んだ「オーマイガー!」では、最近ではケガなど危険防止のため控えていた組体操の場面を、この日は選抜16人で行った。

 10年10月9日。大阪・難波を拠点にして誕生してから5年が過ぎた。渡辺は「あれから5年か…しみじみ思います」と言い、山本は「5年間のすべてをお見せしたい」。22日までの3公演ともメンバーが意見交換を重ね、企画した内容になるという。

 この日は、AKB48に移籍した小笠原茉由(21)もサプライズ出演。9月に卒業を発表した小谷里歩(21)とデュエットした。