SKE48石田安奈(19)が23日、「サイクル女子」として第1歩を踏み出した。

 SKE48メンバーや人気声優らが出演するFM愛知「もっと! わたしのすきなこと」(日曜午後8時半)内の企画で、出演者らがロードバイクに挑戦する「わたすき女子自転車部」に参加することが決まり、愛知・長久手市のモリコロパークのサイクルコースで愛車の初乗りを行った。

 ロードレースをテーマにした人気漫画「弱虫ペダル」が大ヒットした影響もあり、近年は自転車が流行中。石田も「好奇心が強くて、やってみたいと思った」と立候補。熱意が認められ、入部が決まった。

 愛車は「弱虫-」にも登場するキャノンデールの「キャド8」。石田は「赤と黒ですごくかわいい。私、形から入るタイプなんです(笑い)」と、すっかりお気に入りの様子だった。

 石田は意外にも、1年前まではほとんど自転車に乗れなかったという。「高校までは自転車通学とかもしていなくて、ほとんど乗れなかった。1年前にピンクの自転車を買ってから、乗れるようになったぐらい」。しかし、幼少のころからサッカーを習い、SKE48屈指のダンスセンスを誇る石田らしく、この日初挑戦のロードバイクも一発で乗れた。

 約5キロのコースを1周する予定が、2周10キロを楽々走破した。「2周しちゃいました。風が気持ち良かった~。後で聞いたら、40キロぐらい出ていたみたいです。『60キロぐらいは出せるよ』って言われました」と、スピードのとりこになった様子。今後は同じSKE48の野口由芽(17)や声優三上枝織らと精力的に活動していく。「ゆめち(野口)とはまだ一緒に走ってないけど、いつか走りたい。初めたばかりだから、大きいことは言えないけど、まずは初心者用の10キロぐらいのレースに出てみたい」と目標を掲げた。