SKEチームK2が3日、名古屋のSKE48劇場で新公演の初日を行い、高柳明音(24)大場美奈(24)古畑奈和(19)らが出演した。

 多くの全体曲でセンターを務める古畑は「今回が初めてのセンター。目標としては、全力パフォーマンスで引っ張りたいと思う。おじけずかないで立ってられるのは、みんなのおかげ」とファンに感謝した。

 全体曲はAKB48チームKやSKE48チームSなどが行っていた「RESET」。ユニット曲は「残念少女」や「MARIA」など、48グループの別公演の曲などを組み込んだ変則構成になった。タイトルはメンバーで話し合って「0Start(リスタート)」公演に決めた。リーダー大場は「1年前から『愛されてるうちに(ラムネの飲み方)公演を変えたい』と思っていて、その候補が『RESET』だった。もっと動けるところを見せたいと思って決めた。ユニットもメンバーの色に合うように変えさせてもらった」と説明。SKE48らしい、スピード感あふれるパフォーマンスで、300人のファンを魅了した。

 冒頭は前座曲を担当するメンバーを事前でくじ引きで決める斬新な幕開けだった。くじ引きの模様がスクリーンに流された後、初日に当選した江籠裕奈(16)が「マツムラブ!」の替え歌「ユウナラブ!」を披露すると、大歓声が上がった。大場は「前座は全員がスポットライトを浴びるチャンス。私たち、ソロで歌うことってなかなかないんですよ」と明かした。

 アンコールでは、1人だけ出演メンバーから外れた高木由麻奈(22)も登壇した。松村香織(26)に肩を抱かれながら、「私だけ8日に初日に出させていただきます。今日の分、頑張りますので忘れないで下さい」と涙ながらにあいさつした。高木が得意の映像編集技術を生かし、オープニング映像を作ったことを大場が明かすと、ファンからどよめきと拍手が起きていた。