NMB48山本彩(23)が、「テレビ番組スタッフがアイドルに対し過激発言を求め過ぎる」との怒りをあらわにした。

 24日放送の「FNS27時間テレビ」内「バイキング」コーナーでは、「怒れる芸能人スペシャル」と題しさまざまな芸能人が本音トークを繰り広げた。その中で山本彩は番組スタッフへの怒りとして「アイドルに過激発言求めすぎ!『指原だったらなぁ…』って言わないで!」とぶちまけた。

 山本は、ある番組の打ち合わせでスタッフに「ここは指原さんみたいな感じでやってもらっていいですか」とHKT48指原莉乃(23)のような過激発言を期待されたという。それに対し「でもちょっとぴんと来なかったので、わからへんなあと思ってたら、『指原さんだったらなんて言いますかね』みたいに言ってこられて。知らんし、みたいな」と憤りをみせる。「指原さんのことはもちろんバラエティーに出られてすごいと思いますけど、私は指原さんではないので。みんながみんな指原さんみたいにできない」と困ったことを明かした。

 MCの坂上忍(49)も「彩ちゃんはさっしーみたいに汚れキャラじゃないもんね」と理解を示す。

 さらに、山本の意見を後押しするために当の指原本人も登場。「AKBグループで、さっきも汚れキャラって私のことおっしゃってましたけど、そればっかりじゃグループがアイドルとして成り立たない。さや姉みたいに歌える子がいて、私もそんなふうになりたいなと思っているくらいなので、全員に何かを求めるっていうのは違うんじゃないのかなと私も思ってた」と主張した。坂上に「汚れてる部分は私が請け負うから(ということ)?」と問われると、指原は「本当は汚れてないけど、あえて汚れキャラを演じるから」と笑った。