HKT48指原莉乃が20日、東京・グランドプリンスホテル新高輪の飛天の間で、ディナーショーを初開催した。昼夜の2回公演で計1600人のファンが集まった。

 ステージに登場した指原は「今日はアイドルでもバラエティータレントでもなく、シンガー指原の世界に誘います」とあいさつ。ショーでは、AKB48やHKT48の歌ではなく松田聖子の「赤いスイートピー」や中森明菜の「DESIRE 情熱」など往年のアイドルの名曲などを熱唱した。

 指原は21日が24歳の誕生日。バースデーショーと銘打った夜公演にはスペシャルゲストとしてお笑いコンビ、フットボールアワーの後藤輝基(42)が登場。後藤のギターで山口百恵の「秋桜」を披露。さらに、和服姿で石川さゆりの「津軽海峡冬景色」、島倉千代子の「人生いろいろ」なども歌いファンを魅了した。

 ディナーショーの最後には「幸せなプレゼントになりました。ありがとう」と来場者に感謝の気持ちを伝えた。そして、「もっと遠くでもやりたいです。名古屋とか福岡とか」と、今後もディナーショーを続けていきたいと明かした。

 また、終演後、会場にバースデーソングがわき起こると、再度ステージに登場し「みんな大好き!」と呼び掛けていた。