来年1月1日から新組閣をスタートさせるNMB48は19日、大阪・NMB48劇場で、現行チームN「ここにだって天使はいる」公演の千秋楽を迎え、来年1月15日以降に新チームN、M、B2が順次、新公演をスタートさせることが発表された。

 「ここ天」公演は13年11月19日、前チームN時代に、NMB48初のオリジナル公演としてスタート。前チーム時代からキャプテンとしてここまで3年余り、同公演に出演を続けてきた山本彩(23)は、感慨深げにあいさつ。

 「今日でこのチームの活動は最後になります。メンバーも寂しいと口にしていますが、このチームで築き上げてきた力を、新しいチームで発揮できるよう精進していきたいと思います」と話した。

 NMB48初のオリジナル「ここ天」公演からは、今夏卒業した渡辺美優紀が、上西恵(21)吉田朱里(20)とともに歌唱中に“生着替え”するパフォーマンスで注目された「ジッパー」など、人気楽曲が多数、生まれた。

 NMB48の名物公演として、組閣を経ても、チームNで公演が継続されてきたが、来年正月からの新体制を控え、この日でいったん、ひと区切りを迎えた。

 ドラフト1期生でチームNに加入した須藤凜々花(20)は「大組閣を経て、先輩、後輩が入り乱れてたいへんなチームでしたが、めちゃくちゃ、すごいチームになりました。誇りに思います」とあいさつした。

 加藤夕夏(19)によると、楽曲中にファンからのハガキを読み上げる「Radio name」には、千秋楽のこの日「40通もきました!」。山本も「4通のときもあったから、最後に10倍やん!」と、盛り上がりを喜んでいた。

 すでにチームB2は11日に現行チームによる公演を終えており、今後は25日のチームM公演で、組閣前のチーム公演はすべて終了する。

 新チーム公演は山本が引き続きキャプテンを務めるチームN公演は来年1月15日、川上礼奈(21)が新キャプテンのチームMは同24日、久代梨奈(17)新キャプテンのチームB2は同31日に決まり、この日、発表された。公演名、演目は未定。