【バンコク12日=松尾幸之介】AKB48岡田奈々(19)伊豆田莉奈(21)川本紗矢(18)谷口めぐ(18)田北香世子(20)飯野雅(19)が12日、タイ・バンコクのセントラルワールドで行われた「Japan Expo Thailand 2017」に出演し、同地を拠点とするBNK48のメンバー29人がお披露目された。ジャカルタのJKT48、上海のSNH48に続く3番目の国外グループの発足となる。

 ファンの大歓声が会場にとどろく中、BNK48メンバーがステージに登場すると、歓声はさらに大きくなった。5カ国語が話せるというセンター候補のプレワー(15)は「映画などを見て自分で勉強した。世界中で活動していきたい」と意気込んだ。

 この日は秋元康氏からのビデオメッセージも届いた。「タイだけではなくアジア、世界のみなさんに愛されるグループをプロデュースしていきたいと思います。ぜひ応援してください」との言葉に、唯一の日本人メンバーとなった大久保美織(18)は「タイと日本をつなぐより、世界とタイをつないでいきたいともともと思っていました。日本とのつながりも大事にして、日本の文化をメンバーにも伝えていきたい」と話した。

 新たな姉妹グループのお披露目を見届けた岡田は「本当にみんなかわいくてきれいで細くて驚きました! 会えたことをとても喜んでくれて涙を流してくれるメンバーさんもいたりしてタイのこと、BNK48のことが大好きになりました」と話した。