17日のAKB48選抜総選挙開票イベントのスピーチで前代未聞の「結婚宣言」をしたNMB48須藤凜々花(20)が21日、都内でスポーツ紙の合同会見に臨み、グループを卒業する決意を明かし、宣言の真意も説明した。一問一答は以下の通り。

 -発表から4日がたって心境は

 須藤 自分の口から発表する時に、大変いろんな方面にお騒がせしてしまって…。分かった上で発表して、発表した後の反応だったり、いろんな媒体だったりで目にしたり、直接連絡を受けたりして、それは自分がその時にそうなることを分かっても言いたくて言ったので。だからどう向き合っていこうかといろんな人と相談しながら、でも結局は自分で考えなきゃいけないって、考えていました。

 -週刊誌の報道通り結婚も予定している

 須藤 はい。でも時期はまだ決まっていないです。

 -約束はした

 須藤 はい

 -プロポーズは受けた

 須藤 今年に入ってから。あまり詳しくは言えないんですけど。卒業してから結婚しようと約束を。

 -いつごろからの付き合いで、どういうきっかけ

 須藤 昨年末、母親の友人で知り合って

 -一部で相手はファンの方と言われていましたが違う?

 須藤 はい。

 -発言後の彼はどういう反応を

 須藤 気持ちは変わらず。「一緒に絶対にすてきな人生を歩んでいこうね」って言われました。

 -開票イベントのステージで発表するということは彼に伝えてあった

 須藤 はい。

 -なぜあの場を選んだ

 須藤 自分の口で絶対に言いたくて。あの場で言うのはすごく悩んだのですが、絶対にファンの方には自分の口で伝えたくて、あそこを選びました。

 -選択肢としてはNMB劇場もあったと思いますが、広く知られるから総選挙を選んだ

 須藤 すごく総選挙は、特別なイベントで、ファンの方と一緒に作り上げるイベント。なので私の個人のことですごく水を差してしまうって思ったのですが、どうしても言いたいと思って決めました。

 -週刊誌の取材が来てあそこで言わないと週刊誌に先に報じられてしまう。だから総選挙だったのか

 須藤 事務所に問い合わせは来ていなくて、相手のところに来たって連絡を受けて、私の方から大人の方に相談した。総選挙だから、目立ちたいから、言ったわけではない。

 -タイミング的にここしかないと

 須藤 あの場で言わなくても後で言えると思ったけど、でも絶対にスルーだけはしたくなくて。今までの活動も、好きな気持ちも真剣にやってきたので、スルーしたら大切にしてきた2つの感情を不誠実にしてしまうと思ったので、総選挙で発表するということを選びました。

 -結婚したいという気持ちの方が、週刊誌で報じられるより強かった

 須藤 それもあるし、ファンにもちゃんと自分の口で伝えたかった。

 -総選挙時には報道が出るということは知っていましたか

 須藤 ネットで騒がれているというのは知っていた。相手のところに来ているのも知っていたので、自分だろうなというのは思って相談しました。

 -相手は20代半ばの医療関係者と報道されていますが、間違いないですか

 須藤 一般の方なので詳しくは言えないんです。

 -今後どうするか決まっていますか

 須藤 今の時点では卒業したいって。する方向で考えていて、卒業しないっていう提案も受けましたが、卒業することを考えていて、できるならばそう思ってます。

 -選挙スピーチで結婚を話そうと決めた時から頭の片隅に卒業はあった

 須藤 言った時は、卒業は、まだ今後のことは相談するという段階でした。でも、卒業してから結婚するって約束していたので、卒業する方向で考えていた。いろいろな提案を受けて、いろいろ考えた。

 -2人の間では卒業して結婚と約束していたから卒業したい

 須藤 (無言でうなずく)

 -卒業後のタレント活動は

 須藤 う~ん。自分がやりたいことはありますし、夢を持って入ってきたので、それは絶対に諦めたくない。ファンもそれを一緒に追いかけて応援してくれたので、それは絶対に諦めないで、芸能活動にこだわらず、まだ決まっていませんが、それは諦めないです。

 -哲学者になる?

 須藤 はい。