歌唱力自慢のNGT48メンバー3人が、夢の競演を果たした。柏木由紀(26)のオリジナルソロ曲「夜風の仕業」に、佐藤杏樹(16)清司麗菜(16)が挑戦。デュエットかと思いきや、途中から柏木も登場し、場内はどよめきと歓声に包まれた。3人が美声でハモると、2000人のファンも声援を忘れたかのように聞き入っていた。

 3人が歌い終わると、荻野由佳(18)が歌番組の司会者のようなテンションで登場し、「さすがですね~! 歌唱力の皆さん」と笑わせた。10年から同曲を歌っている柏木が「この曲を3人で歌うのは初めてで、さらにハモりがある状態で歌うのも初めて」と告白すると、清司は「初めての3人だ。イエーイ」とはしゃいでいた。

 リハーサルから柏木に注目していたという佐藤は、「空き缶を蹴る(振り付けの)ところで、『本物だ!』って思った」と感激していた。清司は「練習でもう泣きそうになった。本番前も震えてました。あのゆきりんさんと…一生の宝物です」と声を震わせていた。