選抜入りメンバーそれぞれが自己プロデュースするコーナーで、15位のSKE48古畑奈和(21)は、「誰かの耳」を歌唱中、自慢の長い髪を自ら切る演出をした。この演出に、客席からは一瞬「えっ!?」という声が上がったが、鬼気迫る演出に客席は静まりかえった。

 古畑は、ステージ右前から女学生の格好で登場。ノートや教科書を拾いながら教室に向かい、自分の席に座るとゴミをかけられ、ダンサーから上着を破られ、髪をつかまれて切られる演出を披露した。その後、古畑は自らハサミをもって、左右の髪を30センチ近く切り、その髪を手に持つという、アイドルらしからぬ壮絶な演出を披露した。

 「傷んでいたのでちょうどいいかなと」とほほ笑む古畑は、「大人の人に4回止められた」と明かした。「古畑ファンはかわいい曲で興奮できないので、こんな感じにしました」と話した。