6月の世界選抜総選挙でランクインしたメンバー15人(休養の1位松井珠理奈を除く)によるコンサートで、メンバー自らが演出するソロパートが設けられ、8位のSKE48大場美奈(26)は安定の寸劇を披露した。

 かつて「AKB48 SHOW!」で披露し、人気を博した、大場演じるわがままアイドルと、俳優野間口徹ふんするマネジャーとのやりとりをコントにしたもの。2人のテレビ電話が言い合うという演出で、大場が「8位に入ったのに、持ち時間が超短いんですよ。8時間はないと、私の魅力が伝わらないです」と愚痴ると、野間口は「ステージ上で電話をしていることが問題だ。ちゃんと会場の皆さんに謝れ」とピシャリ。すると大場は悪びれず「今日も本当に…かわいすぎてすみません」と、決めぜりふで笑わせた。

 劇中のキャラ設定か、本音かは不明だが、大場は同じSKE48の須田亜香里(26)の名前を聞くと不機嫌になる。この日も野間口から「お前より上の順位の人、いっぱいいるんだぞ。だーすー(須田)とかさ…」と名前を出されると、大場は「出た、だーすー…。だーすー、大好きなんですか? 私はまだ、だーすーが2位になったこともまだ信じてませんから。この間、テレビで鼻毛抜いてましたよね? 鼻毛抜いた人は2位になれるんですか? (須田の推しカラーの)赤いペンライトを持ってる人たち、頭がおかしいと思う」と徹底的に「口撃」。会場は爆笑に包まれた。

 コントですっかり満足した大場は、野間口から「歌わなくてもいいよ。みんなおなかいっぱいだから」と説得されると、「歌います!」と宣言。初めて総選挙にランクインした楽曲「抱きしめちゃいけない」を、所属するチームK2のメンバーと歌った。最後には「大好きなこの曲を大好きなメンバーと歌えて、最高です」と、素直な大場に戻って、ファンに感謝していた。