HKT48指原莉乃(25)が、出身地の大分市観光大使に任命され、都内で21日、委嘱式に出席した。12年4月から同大使を務める指原は、3年の任期を2度、終えての「再々任」。佐藤樹一郎市長から3度目の委嘱状を受け取ると、「3期も務めさせていただいて、ありがたく思います。父にも母にも祖母にも、私がテレビで過激発言をするたびに迷惑をかけていますが、大分関係のお仕事をすごく喜んでくれるので、家族孝行になっているかな」とうれしそうに話した。

 佐藤市長から「今回、3回目の委嘱式で、大変お忙しい中、大使を引き受けていただきまして感謝します。言うまでもないですけど、指原さんは大分市出身で、音楽にテレビにと、いろんなところで本当に活躍されている。今、1番輝く…『アイドル』といってもいいでしょうかね?」と紹介されると、指原は間髪入れず「アイドルです!」と笑顔で主張した。

 大分市は来年のラグビーW杯の開催地にもなっているほか、国際会議なども開催される施設が整っている。指原は「何もできていない気もするけど、今回も一生懸命頑張りたい」と、謙虚にPRを約束した。

 委嘱式ではニラ豚、とり天、りゅうきゅうなど、大分地産の食材を使った郷土料理が振る舞われ、指原も舌鼓を打った。あまりのおいしさに食が進みすぎ、「普通に食べちゃってますね」と苦笑いした。