昼公演の最後には、来年1月に東京ドームシティホールで行われるコンサートの概要が発表された。研究生の矢作萌夏(16)が、同16日に、48グループの研究生としては史上初めてソロコンサートを行うことが決まった。

矢作は今年1月の第3回ドラフト会議でAKB48チームKに指名され、加入した新人。研究生ながら、かれんなルックスと人なつこい性格で、既に握手会の人気はグループトップクラスとなっている。対照的に、劇場公演で見せるパワフルな歌唱力で、人気、実力を兼ね備えた未来のエース候補と期待されている。

発表を受けて矢作は、「どうしよう…」と、うれし涙を流しながらステージに現れた。ソロコンサートは夢だったといい、「最近、口に出して言うようにしていたんですけど、おととい、大人の人に『早い』って言われちゃって…」。最前列では、矢作推しとみられるファンもいたようで、48グループ総監督の横山由依(26)からは「あの方、絶対来てくれるよ」と励まされていた。

ほか村山彩希(ゆいり=21)が15日に、岡部麟(22)17日夜に、それぞれソロコンサートを開催することも発表された。思わぬ発表に、岡部は「おなかが気持ち悪いのが先行して、何も(コメントが)出てこない。いろいろやりたいというアイデアがあるので、ソロコンで生かせたら。楽しいコンサートにしたい」と意気込んだ。