NGT48山口真帆(23)が昨年12月、男2人に自宅へ押しかけられた事件が発覚してから一夜明けた10日、グループは新潟市のNGT48劇場で劇場公演デビュー3周年記念公演を行った。心身の状態などが心配されていた山口は、公演途中から登場。柏木由紀(27)と2人でユニット曲「てもでもの涙」を披露した。

大きな「まほほん(山口の愛称)」コールを浴びて歌いきると、山口は「このたびはお騒がせしてしまい、申し訳ありませんでした」と深々と一礼した。ツイッターなどで事件を突然、告白したことに「私にも思うことがあったから、このような形で伝えることになってしまった」と、涙ながらに説明。「これがきっかけとなって、NGT48が新しい方向に向かえるように、私もチームGの副キャプテンとして、努力していきたい」と決意を誓い、拍手を受けた。

新潟署などによると、山口は昨年12月8日午後9時ごろ、新潟市内の自宅マンションに帰宅しようとした際、玄関前で2人組の男に詰め寄られ、口をふさがれた。山口にけがはなかったが、運営スタッフの通報で駆けつけた署員が翌9日、2人を暴行容疑で逮捕したが、2人は不起訴処分で釈放された。山口はメンバーが関与した可能性を指摘したが、関係者によると、警察、運営双方の調べでメンバー関与は認められなかった。

NGT48が12日に同市内で新潟開港150周年イベントとのコラボイベントを予定しているが、関係者によると予定通り開催するという。