AKB48は13日、公式ブログで毎年恒例のイベント「AKB48選抜総選挙」を今年は開催しないことを発表した。

過去の総選挙VTRは以下の通り。

 

第1回総選挙の開票は09年7月、東京・赤坂BLITZで行われた。98人が立候補し、1位は前田敦子。2位大島優子に大差をつける4630票で圧勝した。3位は篠田麻里子。秋元才加が12位、佐藤亜美菜が8位で、テレビの歌番組やCDのジャケット写真に載るメディア選抜に逆転当選するドラマがあった。

第2回は10年6月、東京・JCBホール(現東京ドームシティホール)。104人が立候補。中間発表2位の大島優子が、逆転1位で悲願の初センターを獲得した。2位は前回1位の前田敦子。前回7位の板野友美が4位にアップし、10、11位には松井珠理奈、松井玲奈が入り、SKE48が躍進。司会に徳光和夫と木佐彩子アナウンサーを起用し、イベントとしても大規模に成長した。

第3回は11年6月、東京・日本武道館。前回2位の前田敦子が、1位に返り咲いた。前回8位の柏木由紀が3位に躍進。一方で、前回4位の板野友美が8位に後退した。総得票数は108万超。前田の獲得票数は前回から10万票以上上乗せして13万9892票だった。

第4回は12年6月、東京・日本武道館。237人が参加し、大島優子が1位に返り咲き、サプライズ出演した前田敦子から祝福された。渡辺麻友が2位に躍進し、次世代エースとして注目を集めた。前回は40位までの順位が発表されたが、新たに64位まで発表した。 第5回は13年6月、東京・日産スタジアム。246人が出馬し、HKT48指原莉乃が初の1位に輝いた。総選挙史上最高の15万570票を獲得。2位大島優子に1万4067票差をつける圧勝だった。SKE48松井珠理奈、松井玲奈が初めて「神7」入りし、選抜の16位以内に4人が初ランクイン。5位に入った最年長AKB48篠田麻里子が卒業を宣言した。

第6回は14年6月、東京・味の素スタジアム。過去最高の296人が出馬。AKB48渡辺麻友が、連覇を狙うHKT48指原莉乃を破り、6年目で悲願の女王となった。引退動向が注目された小嶋陽菜は8位となり「ここで卒業発表しようと思いましたが…しませ~ん!」と宣言し爆笑を誘った。

第7回は15年6月、福岡・ヤフオク!ドーム。HKT48指原莉乃が、2年ぶりに女王の座を奪回した。3年連続速報1位をHKT48の本拠地・福岡で守りきった。獲得票数は同選挙史上最高の19万4049票。AKB48柏木由紀が2位。連覇を目指したAKB48渡辺麻友は3位だった。

第8回は16年6月、新潟・ハードオフエコスタジアム新潟。HKT48指原莉乃が、史上初の連覇を達成した。獲得票数は同選挙史上最高の24万3011票。2位はAKB48渡辺麻友、3位はSKE48松井珠理奈。にゃんにゃん仮面として登場した小嶋陽菜は16位で、卒業を発表した。

第9回は17年6月、沖縄・豊見城中央公民館。指原莉乃が史上最多のる24万6376票を獲得して1位に輝き、3連覇を達成した。開票イベントが雨天中止になったことを代表して謝罪し、グループの危機感あらわに「AKB48グループを見捨てないでください!」と訴えた。2年連続2位の渡辺麻友は年内いっぱいでのAKB48卒業を発表。また、当時NMB48のメンバーだった須藤凜々花さんの結婚宣言も飛び出した。

第10回は18年6月、愛知・ナゴヤドーム。3連覇の指原莉乃が不出馬を宣言。松井珠理奈が19万4453票を獲得し、地元名古屋で念願の総選挙の初女王に輝いた。2位は須田亜香里、3位は宮脇咲良が入った。