HKT48指原莉乃(26)が13日、福岡・パピヨン24ガスホールでチームH公演に出演した。この日が指原にとって、HKT48劇場での最終公演。会場いっぱいに輝く、指原カラーの黄色のペンライトに迎えられ「今日はいっぱい思い出をつくりたいと思います」と笑顔であいさつ。この日は、卒業ソロソング「私だってアイドル!」、AKB48の最新センター曲「ジワるDAYS」など19曲を披露した。

アンコール時、サプライズでチームHキャプテンの松岡菜摘(22)が感謝の手紙を読みあげると涙を浮かべた。そして、ファンに向かって「公演に出る回数は多くはなかったですけど、皆さんのおかげですごく楽しかったし、公演に出るのが好きでした」と感謝。残るメンバーらには「ファンの皆さんが時間をとって見に来てくれているということを意識してステージに立ってください」とアドバイスを送った。

指原は12年6月、AKB48からHKT48へ移籍。コンサート演目の考案など、劇場支配人として辣腕(らつわん)を振るい、11年に誕生したばかりのHKT48を一気にメジャーに押し上げ、引っ張ってきた。今月28日に横浜スタジアムで卒業コンサートを行う。