ファンの男性2人による暴行事件に巻き込まれたNGT48山口真帆(23)が18日、新潟・NGT48劇場で卒業公演を開催した。

山口は同じくグループを卒業する菅原りこ(18)長谷川玲奈(18)と3人で笑顔で登場。「Maxとき315号」で公演がスタートした。

アンコールでは「この涙を君に捧ぐ」を歌った後、山口は「私たちも別々の道に進むということで、お手紙を書いてきたので、披露したいと思います」と話し、順番に手紙を披露した。

長谷川は山口について「ここ数カ月、いろんな思いで流した涙をたくさん見てきて、私に心を許してくれたんだ、と安心とうれしさがありました」と読み上げた。

菅原は涙をこぼし声を詰まらせ「真帆は一言で言うと、強くて優しい人。りこにはいつも甘えてくるかわいい妹みたいな人。私は真帆のことを初めて守りたい、と思った」とメッセージを送った。

山口は最後に手紙を読み上げた。「玲奈はずっと私を支えてくれました。これまで私に助けを求めていたメンバーが他人事になったことに、玲奈は『許せない』って怒ってくれました」と話すと涙目に。「私がもう嫌だ、もういいよっていくら言っても玲奈が『真帆ちゃんを支えるから』って一緒に泣いてくれて、ずっと守ってくれてました。玲奈がいなかったら、私はこうして卒業公演を行える状況じゃなかったと思います」と声を詰まらせた。

山口は菅原についても「私が悲しいときや落ち込んでいるときも自分のことのように怒ってくれて、わたしは、りこが本当に心の支え。これから1カ月以上会えなかったら、私はどうなってしまうんでしょう。これからもずっとよろしくお願いします。これからの夢を3人でかなえていきましょう。みんなのためにも、私たちがこの先の未来に道しるべを作っていけるように」とメッセージを送った。

アンコールでは秋元康総合プロデューサーがこの日のために3人に書き下ろした新曲「太陽は何度でも」を披露した。