漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」に初挑戦しているAKB48の大家志津香(28)中西智代梨(25)が、2回戦に挑戦し、6日に合否の結果が発表される。ABCテレビが4日、発表した。

大家、中西はともに福岡出身で、お笑い好き。今回、コンビ「めんたい娘。」を組んで大会に臨んだ。方言をいかした独特の言い回しと、AKB48ではセンター経験がない自虐ネタをおりまぜ、1回戦を突破していた。

2回戦を終え、大家は「出番前は大丈夫だったのですが、舞台に立つとヒザが震えて…緊張しました。途中でネタが飛んでしまったところがあって、『あ~終わった』と思いました」と告白。それでも「自虐ネタって、こんなに笑われると楽しいんですね(笑い)。センターを経験していなくてよかったと思いました」と言い、感想まで自虐ネタで笑わせた。

一方の中西も「めちゃくちゃ楽しかったです! 客席を見たらすごい笑ってくれてて…」と、手ごたえはバッチリだった様子。「あれだけ練習したのに本番はあっという間」だったそうで、大家がネタを飛ばしてもアドリブで乗り切った様子に「すごいと思いました」と感心。「1回戦のときとは違って、2回戦の結果はすぐに出ないので、この時間がもどかしいですね」と話していた。

今年は新型コロナウイルスの影響で3回戦が行われず、2回戦の次は準々決勝となっており、例年以上に厳しい審査になっている。先日、大阪で行われた2回戦では、直前の「第50回NHK上方漫才コンテスト」で優勝したネイビーズアフロも敗退を喫しており、大家、中西にとっても、想像を超える「狭き門」になる。