AKB48内のユニット3組が28日、29日の両日、東京・秋葉原のAKB48劇場で“お披露目ライブ”を行った。

グループ内のメンバーによる8組のユニットが結成され、2月にお披露目ライブ「2020AKB48新ユニット!新体感ライブ祭り♪」(東京・渋谷ストリームホール)が行われていたが、コロナ禍で残り3組がお披露目できず。その振替公演が、今回開催された。

28日に登場したのは、バンドユニット「Lacet(レセ)」。ボーカル&ギターの向井地美音(22)、ベースの行天優莉奈(21)、キーボードの高橋彩音(22)、バイオリンの高岡薫(20)、ギターの齋藤陽菜(16)、ドラムの吉橋柚花(20)の6人組。「ヘビーローテーション」など6人での披露に加え、高橋がピアノで「ポニーテールとシュシュ」などを披露したほか、高岡はバイオリンで「情熱大陸のテーマ」、齋藤はアコースティックギターで「初日」を弾き語りで披露するなど、個性も生かした。向井地は「人生でガールズバンドを組むのが夢でした。それもAKB48でできたことが幸せでした。セカンドライブができるように頑張ります!」と話した。

29日には、2組が登場した。昼公演に登場したのは、セクシー&クールをテーマにした「SENSUALITY(センシュアリティ)」。宮崎美穂(27)加藤玲奈(23)篠崎彩奈(24)茂木忍(23)込山榛香(22)左伴彩佳(22)の6人組で、「点滅フェロモン」、「従順なslave」など大人の雰囲気を漂わせる楽曲を連続で披露し、宮崎も「お昼から刺激的じゃないですか?」。茂木も「皆さんがマスクの中でにやけてしまうようなセクシーな公演にしたいです」と話すなど、それぞれソロでのパフォーマンスも披露し、ファンを魅了した。

夜公演に登場したのは、柏木由紀(29)大森美優(22)佐々木優佳里(25)武藤十夢(26)吉川七瀬(22)馬嘉伶(23)による「GRATS(グラッツ)」。ゲーム好きなメンバーによって結成されたユニットで、楽曲披露の合間にも、ゲームを取り入れた。サイコロを使った風船爆弾ゲームや、ダンスバトルゲーム機「pop’n music peace」では、2チームに分かれて真剣勝負を繰り広げた。柏木は「個人的には、ファンの皆さんの前でのライブが8カ月ぶりなのでめちゃくちゃ緊張しました。ゲームもいっぱいやって、みなさんの前で公演ができて良かったです」と話した。