NMB48山本彩加(18)が3日、大阪・オリックス劇場で卒業コンサート「~最後の一色~」を行った。

卒業後は看護の道に進むため芸能界を引退する。コンサートの最後は「この景色、一生忘れません。みんなに出会えてよかった。本当にありがとうございました」と感謝した。

オープニングでトランペットを吹いて登場。「GIVE ME FIVE!」などを披露し、「アイドル山本彩加の集大成をお見せするとともに、やっぱ、あーやん(山本)、さささ最高! だなと思ってもらえるライブにします」と盛り上げた。

山本は16年に5期生として加入。OG山本彩(27)と1文字違いの名前で加入時から注目され、次世代エースの1人だった。加入からわずか4カ月で正規メンバーに昇格し選抜入り。23枚目シングル「だってだってだって」では同期の梅山恋和(17)とダブルセンターを務めた。

アンコールではドレス姿で登場。「あなたがいてくれたから」をソロで披露し、「夢や目標を持って活動し、モデル、演技、シングルセンター、すべてかなえてくることができました」と振り返った。

「メンバーは仲間であり、ライバル。どちらも欠けてはならないものだと思います。仲良く支え合うことはもちろん大切です。ですが、自分たちが目指す夢や目標を高く持って貪欲になって、みんながそれを目指し、突っ走って行く、そんな姿をファンの方は見たいのかなと思います」と語った。

山本と「梅山本」として活動した梅山は「ダブルセンターに選んでもらえたときはめちゃくちゃうれしかった」「お医者さん、患者さんが取り合いになる人気ナンバーワンの看護師さんになってると思います」と、山本への手紙を読み上げた。

山本、梅山、上西怜(19)の3人のユニット「LAPIS ARCH」のラストライブは17、18日に、山本の卒業公演は19日に、大阪・NMB48劇場で開催予定。