AKB48峯岸みなみ(28)が、05年12月8日に同劇場がオープンしてから5651日、約15年半のアイドル人生に終止符を打った。公演終了後、取材に応じた。一問一答は次の通り

-卒業公演を終えて

「(22日の)卒業コンサートですごく体力も気力も全部使っちゃって、意外とあっけらかんとするのかなと思ったんですけど、劇場に立ってみると、特別で唯一無二の場所で、さみしくて泣きました。本当に夢の始まりの場所で、当時、この劇場を1人でいっぱいにできたら、それが卒業の時期だったりするんだよと聞いたことがあって。そんな日は来ないだろうと思っていましたが、実際見届けようと集まってもらえて、あの時の夢が現実になったように思いました」。

-公演で秋元康総合プロデューサーから手紙も送られた

「お母さんか秋元さんかなと思ったんですけど、まさか本当に秋元先生とは思わなかった。中学生とか高校生の時は自分から質問したりする機会も多かったんですけど、途中で反抗期だったりとかでコミュニケーションをうまくとれなかった時もあったんですけど、こうして見てくれていたんだと思うと、今なら素直に話せるかなと…。今こそ秋元先生とお酒を飲みたいです。AKBの始まりの話とか聞いてみたいですね。どういう気持ちでつくったのかとか。当事者だとなかなか聞きづらかったこともこれから話せたらと思います」

-禁酒が卒コン後も続いている

「当日に飲もうと思ったんですけど、疲れちゃって…。飲めなくて。今日も疲れているので、明日あたり考えておきます」

-卒コン翌日のAKB48の単独コンサートは見た?

「翌日、17LIVEで見ました。すごく良かった要因の1つに前日のコンサートがあったんじゃないかと思って…。ちょっとうぬぼれました(笑い)。メンバーにはずっと自信を持って欲しかったので、『これがAKB48です!』という意気込みを感じるコンサートで、頼もしいと思いました」

-卒業して1番やりたいことは?

「手つなぎデートをしてみたい!(笑い)」

-アイドル人生に点数をつけるなら…

「今日迎えてみて100点といっていいと思いました」

-峯岸みなみにとってAKB48とは…

「人生そのものだと思います。これからの人生がより良いものになるのか不安になるくらい、すごく楽しかったし、いろいろあったし濃い15年でした。これからの人生でこれ以上心動かすものがあるのかなって不安はあるんですけど、コンサートでかっこよい卒業生の姿を見て、これからもっと楽しいことがあるよと声もかけてもらったので、自分の未来にも期待したいと思っています」