国指定の難病「脊髄空洞症」の治療で、一時休養を発表しているAKB48柏木由紀(29)が9日、MCを務めるABEMA「ABEMA Prime」に生出演した。

前日8日に休養発表後、初の生出演。柏木は「症状としては左手に少ししびれるのと、首が少し痛いので、痛み止めを飲んでいます。分かった時に、まずは仕事のことが頭に浮かびました。写真集の発売までしてからお休みしようと思ったんですけど、仕事より自分の体が大事だよといただいたので、なるべく早く、今月から治療や手術に向けていこうという話になりました」とした。

当初は10月ごろに手術予定だったが、今月末までに前倒しすることになったという。初めての入院や手術になるといい「自分の経験談や、あとから明るく話せるように頑張りたいです」。今回は人間ドックを受けたことで早期に発見できたが「まさか大きな病気が見つかるとは思わないで行ったので、反省しました」とした。

放送前に、柏木はツイッターで「生放送で皆さんに観ていただける機会は、お休み前この番組が最後になるかもです!」としていたが、番組の最後では改めてその旨を報告。「術後とその後の経過次第では、誕生日(7月15日)までに何とか…。そこに間に合ったら頑張ったなと思ってもらえれば」と話し、共演者からも「ゆっくり治して」と声を掛けられていた。

この日が、週替わりMCとして同番組にも初出演で、柏木にとっても初の報道番組のMC挑戦となった。同番組も視聴していたといい「もともとワイドショーも好きで、さらに情報が欲しい時に見ていました。一個人として、この事柄についてどう思うかなとか、アイドル、AKB柏木由紀としてどう思うのかなとか思いながら見ていました」と明かした。

柏木は、3日放送のテレビ東京系「主治医が見つかる診療所スペシャル」で人間ドックを受診した際、10万人に1人の割合で発症すると言われる「脊髄空洞症」であることが判明。前日8日に、所属事務所が早期手術と治療のために一定期間休養し、体に負担がかからないと診断された仕事については、手術入院前までは継続することを発表していた。