AKB48加藤玲奈(24)が14日、東京・AKB48劇場で卒業公演を行った。

公演では同期で卒業生の市川美織(28)や小嶋菜月さん(26)と「初恋よ こんにちは」を、入山杏奈(26)とは「てもでもの涙」を披露。初シングル選抜曲の「真夏のSounds good!」など思い入れのある楽曲を中心に、最後のステージで魅了した。

アンコールでは、紫を基調としたドレス姿で登場し、「大人への道」をメンバーと歌うと涙を見せた。

加藤 12年はあっという間でした。ファンの皆さんは、始まりは「AKB48の加藤玲奈」として好きになってくれたのに、卒業発表をして、1人の加藤玲奈として「れなっちのこれからの人生を応援するよ」と言ってくださることがすごくうれしいです。そういう皆さんが本当に大好きですし、宝物だと思っています。会える機会は少なくなってしまうかもしれませんが、機会は作りたいと思いますので、これからも見守ってください。皆さんが大好きです。

加藤には、同期でCGM48総支配人の伊豆田莉奈(26)からビデオメッセージも送られた。最後は、加藤が選抜したメンバー「れなっち選抜」のオリジナル曲「ハッピーエンド」を披露。「降りたくないですね…。本当に、メンバーにも感謝してます。終わりが来てしまって…。みんな(卒業する際は)呼んでね。メンバーの愛、ファンの皆さんの愛を改めて感じて、幸せな期間を過ごさせていただきました。たくさんの幸せをありがとうございました」と笑顔で締めた。

加藤は1年前から通信制の美容専門学校に通っており、卒業後は芸能活動を継続しながら、ヘアメークの道も志す。20日に「オンラインお話し会」に参加して、アイドル活動を終了する。