HKT48矢吹奈子(21)運上弘菜(24)が15日、都内で、高橋克実主演の映画「向田理髪店」(森岡利行監督、10月14日全国公開)の完成披露上映会に出席した。

2人は映画にも出演し、同グループが映画の主題歌「全然変わらない」を担当する。

同作は直木賞作家・奥田英朗氏(62)の同名小説が原作で、家族の絆や社会問題などを描いたストーリー。劇中で国民的アイドル・大原零を演じた矢吹は「零は裏表があるというか…そういう部分は自分とはまったく違います」と強調した。一方、中国人の香蘭を演じた運上は「一言セリフをいただいたんですけど、『ニーハオ』の練習をしていたら、まさかのカタコトの日本語で…大丈夫かな? って思っていました」と話し、笑いを誘った。

主題歌を担当したことについて、矢吹は「完成した映像を見るまで知らなくて。見ていたら『あれ? なんか知っている曲が流れているぞ』って、そこで初めて知りました。驚きとうれしさでいっぱいでした」と喜んだ。運上は「自分たちのグループの曲が、主題歌になるとは思っていなくて、びっくりしています。曲名も歌詞もこの映画にピッタリなので、楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。

ほかに富田靖子、白洲迅、筧美和子も出席。