AKB48藤園麗(18)が6日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演で、グループ卒業を発表した。5月中に卒業予定で、7月まで予定されているお話会などには参加する。

公演後に公式ブログでも発表された。藤園は「今日の劇場公演で卒業発表させていただきました。いつも応援いただいている方には悲しい思いをさせてしまい、ごめんなさい」と報告。

「AKB48に加入させていただいた時は13歳で、1人で飛行機に乗り東京に向かうことも毎回不安でした。ですが大きなステージに立って、ファンの方とともに作るコンサート・公演が大好きでとても楽しかったです。そしてこの活動を通して、私ってこんなに悔しがれるんだ。悲しむんだ。悩むんだ。と、いろいろな感情を体験しました。こんなにも感情を動かされることはAKB48に入るまでなかったので、真っすぐ真面目に全身全霊でアイドルの活動に向き合っていたんだな。と、いま改めて感じています」と活動を振り返った。

卒業を決めたのは「加入して約4年が経ち高校卒業というタイミングで、このままでいいのかな? と思うことが多くなり、このグループを離れていろいろな世界や自分がまだ知らないことをたくさん知りたいという気持ちが強くなったので、卒業を決断しました。AKB48を離れるのは不安が大きくとても悩みましたが、自分のやりたいこと、自分をもっと輝かせるためにはこの決断が正解なのかなと思います」とし、「みなさんのことが大好きです。ありがとうございました。残りの期間ファンの方の心に残るアイドルになれるよう精いっぱい頑張ります」と呼びかけた。

藤園は18年10月に、AKB48チーム8鹿児島代表の新メンバーとしてお披露目されて加入。21年からはチームBと兼任。昨年7月から、芸能事務所「アイ・エヌ・ジー」に所属している。