AKB48からHKT48への移籍が発表された指原莉乃(19)が23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われた握手会イベントに出席し、ファンの前で騒動の謝罪をした。20日には東京・秋葉原のAKB48劇場の公演中に一部のファンに対してコメントをしていたが、公の場での謝罪は初めてとなった。

 イベントの冒頭で、ステージに登り、「今回は、私自身の行動が原因でご心配をおかけして、本当にごめんなさい」と話し出した。「事務所の方から、『指原が反省してないんじゃないかいう声が(世間で)あがっている』ということを聞きました。ですが、たくさんのファンの方にご心配をおかけしてしまって…そんな状況で反省してないというほど、私は心が強くありません。本当は、(月曜レギュラーの)『笑っていいとも!』に出るのも、すごく怖かったです」と涙ながらにコメントした。

 最後に「ひたすらひたむきに頑張れば、ゴールが近づくんじゃないかと思っています。これからも笑顔でHKT48で一生懸命頑張ります。そして、HKT48、HKT48の指原莉乃の応援をよろしくお願いします」と深々と頭を下げると、1万7000人で埋まった会場からは「がんばれ~!」「りのちゃ~ん!」と歓声があがった。。

 HKT48への移籍は、14日発売の一部週刊誌で指原の過去の男性スキャンダルが報じられたためで、15日深夜にニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」に生出演した際、秋元康総合プロデューサーに「明日からHKT48に移籍してください」と通告されていた。