ＡＫＢ４８の前田敦子（２１）が２７日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で「最後の囲み取材」を行い、取材陣の質問に答えた。
会見の様子は以下の通り。
－夢だった東京ドーム公演を終えての感想は
前田
今回、本当にこの約７年間で一番幸せでした。いつも緊張で頭が真っ白になってしまい、冷静に見渡すことができず、夢のような気持ちで終わってしまうんですけど、今回は「夢だったって思っちゃいけないな」って思って、現実にすごく幸せなことが起こっているんだ、とかみしめることができました。
－前田さんがいなくなった後のＡＫＢ４８について
前田
誰が卒業しても、ずっとＡＫＢ４８ってグループは残ってほしいなってすごく思うんですけど、昨日の最終日公演でみんなに見送ってもらった後に、（私のいない）新しいＡＫＢ４８が曲を披露していて、それをモニターで見てたんです。自分の中では、昨日でいったん、区切らせてもらったんで、客観的に初めてＡＫＢ４８を見れたというか。みんなの顔を見てすごく安心した自分がいたので、これからは応援する側にまわって、みんなの活躍をそばで見ていけるのはすごく楽しみだなと思いました。
－前田さんと言えば豪華すぎる朝食が話題ですが、今日はどんな朝食を
前田
朝ご飯、今日は食べれませんでした～（苦笑）。まだ何も食べてないんです。東京ドーム公演の３日間は、全然寝てなくて、時間はあったのに緊張で寝れなかったんです。でも、昨日はすごくよく寝られたので、その代わり朝ご飯は食べれませんでした（笑い）。
－ＡＫＢ４８を卒業したら、恋愛は解禁になりますが
前田
昨日、秋元先生が、冗談で「２８日の０時００分になったら恋愛していいよ」みたいにおっしゃっていて（笑い）。ただ、現実にはそういう方（相手）がいないので、まだ先のことだと思うので、何もわからないです。
－卒業して落ち着いたら旅行もできると思うんですが、どんなところに行きたいですか
前田
いろんなところにいきたいと思っています。全部、１人でいきたいです。一番興味があるのはニューヨークとかに留学してみたいなと思っているんですけど。何も分からないからこそ、１人でいろいろチャレンジしてみたいなと思います。
－今後、ＡＫＢ４８の前田敦子ではなく、１人の前田敦子となりますが
前田
メンバーも、スタッフのみなさんも、せっかく背中をおしてくださっているので、期待だけしていただければなと。
－今後、１人の女優として、いつかはアカデミー賞のレッドカーペットを歩いてみたい、という気持ちはありますか
前田
女優としてそういう目標をという気持ちは、自分の中にあるとは思うんですけど、今はまだそれを目指す段階ではないんじゃないかと…。ただ、女優を目指す上で、いつかはそこを目指せるようになりたいと思います。
（最後に一言）
前田
実は昨日たくさん泣いたため、顔がパンパンだったのですが、こんなにたくさんの方が集まってくださって（笑い）。昨日の公演でたくさん泣いたので、今日は笑顔で終われるんじゃないかと思います。みんなで最高の時間をかみしめたいです。ＡＫＢ４８と前田敦子をよろしくお願いします。ありがとうございました。
午後６時から、同所で卒業公演を行う。
