AKB48が、握手会以外のファンとの交流イベントを検討していることが10日、分かった。同日夜、AKB48の湯浅洋劇場支配人が、東京・ベルサール秋葉原で開催中の「AKB48選抜総選挙ミュージアム」内のトークイベントで明かした。

 先月25日に発生したAKB48襲撃事件を受けて、現在、握手会は再開の見通しが立っていない状態。男性ファンから「握手会を開催する方向で動いてほしい」と要望されると、「もちろん、できるだけ早期に再開したいです。ただ、例えば握手会に代わって、メンバーと触れあえる別のものがあってもいいのではないかという意見もあります」と返答した。

 また、会場のファン120人には「どうしても握手がしたい」か、「ファンとメンバーが交流できるイベントやシステムがあれば、握手ができなくてもいい」かと質問。どちらも半数近くの挙手があり、「『必ずしも握手ということではない』ということなんですかね」と話した。

 さらに、「楽しんでいくためには、どういう方法があるか。握手会に代わるものがあれば、どんどん提案していただきたいです」と呼びかけた。その上で「AKB48もSKE48も、昔はバスツアーとか、修学旅行ツアーみたいなものもやっていました。ボウリング大会とかも含めて、いろいろと考えていきたい。何らかの形で、できるだけ早く再開させたいです」と説明した。