7日に開票されたAKB48選抜総選挙で1位だった渡辺麻友(20)と、3位の柏木由紀(22)が13日、東京・ベルサール秋葉原で開催中の「AKB48選抜総選挙ミュージアム」を訪れ、ファンに喜びの報告をした。

 2人は、渡辺がセンターを務める最新シングル「ラブラドール・レトリバー」の衣装で登場。渡辺は総選挙1位のマントを羽織り、「イエ~イ、みなさん、こんにちは!」とあいさつ。約300人のファンから「おめでとう~!」歓声を浴びると、「およそ2万人の方が集まってくれましたね」と大ボケをかまし、笑いを誘った。

 マントのデザインについて、柏木から「この黒い毛、変じゃない?

 何、このブツブツ…」と突っ込まれると、渡辺は「むだ毛」と即答。「やばい、なんかやだ。書かないでください~」と慌てて訂正した。

 この日は、来場前に会場近くで大雨が降った。2人とも雨女として知られており、渡辺は「まゆゆとゆきりんが集うから、やっぱりそういうの引き寄せちゃった」とつぶやいた。柏木が「いや、私はもう返上したんだと思う」と話すと、渡辺は「無理だよ。一生無理だよ。だって、味の素スタジアムのコンサートで、私とゆきりんが一緒に参加した『1994年の雷鳴』って曲が始まった瞬間に雨が降り始めちゃって。ぽたぽたぽたって。演出かと思ったら、本格的にばあーっと。一生雨女なのよ」ときっぱり。柏木も「あの日は、全グループで私と麻友だけ、雨対策の髪形をしてたよね」と明かした。

 その後、選抜総選挙を振り返り、ファンにあらためて感謝の気持ちを伝えた。3位だった柏木は「初めてふたけたの10万票をいただきました。3位でふたけたというのは、本当にうれしいです。さらに、今年は麻友が1位なので、すごく近くのポジションで支えられることが楽しみです。この1年、いろんな場所でこの選挙の感謝の気持ちを返していきたと思います」と頭を下げた。悲願の1位を達成した渡辺は「本当にたくさんの方に応援していただきました。ファンの方の愛情をたくさん感じることができて、今回念願の第1位を獲得することができました。伝えきれないほどの感謝の気持ちがあります。まだまだファンのみなさんと、たくさんの笑顔に出会ったり、楽しいことに出会ったり、ファンのみなさんと1歩ずつ前をむいて歩いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と話した。

 また、この日開幕したサッカーW杯ブラジル大会について、渡辺は「日本中が熱くなるワールドカップということで、私も微力ながら本当に力いっぱい応援させていただきます。1番目指して頑張ってください。応援してます」とエール。柏木は「(日本戦の時は)スケジュールが空いているので、ユニホームを着て、家でお母さんと一緒に見ます。同じ鹿児島県出身の遠藤(保仁)さんに注目しています」と話した。