NMB48の小谷里歩(20)が30日、大阪・NMB48劇場で、自身4回目となる「小谷里歩独演会其之四」を開き、握手会で隣のレーンだった渡辺美優紀(21)に“釣られた”と告白した。

 1時間、ひとりでしゃべり続ける独演会は昨年7月の初開催から、今回で4回目。この日は「いとしいもの」「すごいことに気づいた」「テンション下がる」など、テーマごとに話を進め、渡辺の魅力を再発見したことを報告した。

 「最近(渡辺の)隣が多くて、こないだの握手会でも目が合うと手を振ってくれたり、砂浜でピストル(小谷センターのユニット曲)を歌ってくれたりとかして、ファンの人の気持ち、分かりますよ。いいなって思いますもんね。あ~、私もあんなふうになりたい」

 渡辺の“神対応”に感心し、あらためてファン心理へ思いをはせた。

 その小谷にとって、もはやライフワークとなった独演会だが、この日は、小谷の独演会開演の3時間前に、後輩日下このみ(18)が同じ場所で、初の独演会「日下このみ独演会其之壱」を決行していた。

 初めてながら、達者に1人で1時間トークを成功させた日下に、小谷は「このみん(日下)、これ(自分の独演会)聞いてたらどうしよう…。『りぽぽって、こんなんで4回もやってのか』とか思われる。私は4回目って、余裕見せようと思ったけど、余裕ないです」。持ち時間(1時間)の経過を気にして、小谷は置き時計をふせ、時間が見えないようにしたまま、トークを進めた。

 しきりに日下を気にしていた小谷は、1時間トークを終えると「みなさん、大阪城ホールとか、もっと大きいとこで(独演会を)って言いますけど、私、このみん(日下)と、あと2人ぐらい連れて、大阪城ホールでやりますわ」。いったい、強気なのか、弱気なのか-。とらえどころのない性格の小谷らしく、日下のほか、NMB48から複数名を選抜し、大阪城ホールで独演会開催という壮大なプランをぶち上げていた。