SKE48山田みずほ(17)阿比留李帆(21)が7日、名古屋のSKE48劇場で行われたチームK2公演で、グループ卒業を発表した。山田は1月いっぱい、阿比留は4月までの活動となる。

 山田は11年デビューの5期生。昨年のシングル「未来とは?」では選抜を務めたほか、AKB48のカップリング曲「Escape」ではセンターに大抜てきされた。グループの将来を担う若手ホープの突然の発表に、劇場のファンはどよめき、動揺が走った。

 山田は「理由は一言では伝えきれない」としながらも、「ちゃんとみなさんに感謝の気持ちを伝え、最後まで笑顔で、1人のアイドルとして活動を終えたい」と、吹っ切れたような笑顔で話した。

 阿比留は09年デビューの2期生で、昨年の選抜総選挙では74位で自身初ランクインを果たした。アイドルになるのが夢だったが、「人生で初めてアイドル以外の目標を見つけた」と、卒業の理由を説明。「卒業まであと4カ月ぐらいあるので、関わってくれた人たちに6年分の感謝を伝えたい」と話した。

 新年最初の公演での発表となったが、高柳明音(23)は「チームK2が少なくなるのは寂しいけど、アイドルがゴールじゃなくなったということ」と、2人の決断にエールを送った。