22日に投票が始まったAKB48の第4回選抜総選挙の速報結果が23日、東京・秋葉原のAKB48劇場で発表された。

 ソロデビューも果たし、ノってる指原莉乃(19)が4位と好発進した。過去の総選挙では27位→19位→9位と確実に順位を上げ、昨年は初めてのメディア選抜入り。歌番組だけでなく、バラエティー番組へのメディア露出も増えたことが、要因とみられる。

 指原は昨年1月からAKB48のメンバーとして初めての冠番組「さしこのくせに」(TBS系)がスタート。今年に入り、主演の日本テレビ系ドラマ「ミューズの鏡」が始まり、同ドラマは今夏の映画化も決定。5月にはソロデビューも果たした。AKB48の公式ライバルグループ、乃木坂46との「CD同日発売対決」には敗れたものの、その存在感は日に日に増している。

 SKE48松井玲奈(20)は昨年の最終順位10位を上回る速報7位にランクされた。丁寧な対応から、握手会での人気度はダントツで、同様の理由で昨年3位に順位を上げたAKB48柏木由紀(20)と重なる。グーグルプラスの更新頻度も非常に多く、積極的にファンとの距離を縮めている姿勢が、順位に影響を及ぼしているといえそうだ。

 過去の総選挙順位は、29位→11位→10位。4月24日付の日刊スポーツの連載では「今年は1ケタの順位に入りたいという、思いがあります」と話していたが、“神7”の一角を狙える勢いだ。