AKB48島崎遥香(18)が、AKB48のテレビ東京系連続ドラマ「マジすか学園3」(7月13日スタート、金曜深夜0時12分)の主演に抜てきされたことが27日、分かった。同ドラマは10年と11年にそれぞれ放送され、いずれも主演は前田敦子(20)が務めた。チーム4メンバーで、ファンの間で「次世代のセンター候補」の呼び声高く、第4回AKB48選抜総選挙で23位に入った新鋭が、大役に指名された。

 収録は今月から極秘でスタート。ファンの間では、放送開始まで約半月と迫りながら内容や出演者の詳細が不明のため、話題になっていた。中でもポスト前田の主演キャストが一体誰に決まったのか、さまざまなうわさが駆け巡っていた。17日に公開された1枚の写真も、主役と思われる女性が、顔に袋をかぶせられた姿だけで、正体が分からなかった。

 関係者は島崎抜てきについて「AKB48やSKE48やほかのメンバーが多数出演する中、入念な選考の結果、決まりました」。今回入手した複数枚の撮影カットでは、いずれも監獄のような薄暗い場所で、囚人服姿の島崎が、氷のように冷たい表情でたたずんでいた。

 島崎はシリーズ1作目では、最終回の卒業式に出席した生徒というエキストラ止まり。2作目も出演頻度の低い脇役だった。新シリーズの主役になると感じさせていた松井珠理奈(15)や渡辺麻友(18)を押しのけ、飛び級で「AKB48連続ドラマのセンター」を奪取した形となった。

 外見は正統派美少女。ほかのメンバーのような一生懸命さと違い、涼しい顔の天然キャラクターが特徴。「ぽんこつ」の愛称もある“愛されキャラ”の島崎に、大チャンスが巡ってきた。「過去2作を超えるものにしたいので、私なりに精いっぱい頑張ります!」とストレートに意気込みを語っている。