AKB48グループの東京ドームコンサート「~するなよ?するなよ?

 絶対卒業発表するなよ?~」の2日目公演が開催された。題名で卒業をあおりながら、ここまで音沙汰なし。そこで月刊AKB48グループ新聞も制作する日刊スポーツ取材班は、今日20日の最終日にAKB48・1期生の峯岸みなみ(21)が卒業発表するのではと、予想した。

 根拠は、初日に見つけた。同じ1期生の小嶋陽菜(26)と高橋みなみ(23)は、ともにMCで自ら卒業のうわさをネタにして、会場の笑いを誘った。対する峯岸は、その話題に触れず、高橋から「今年の冬で結成9年だよ」と振られると、「えっ、えっ…」と動揺していた。

 ライブ中盤には、唐突なタイミングで、卒業ソング「桜の木になろう」を、峯岸がキャプテンを務めた前チーム4、現チーム4メンバー8人と歌唱した。数人が理由も語らずに号泣。不自然で意味深な瞬間だった。ネット上では、すぐに同曲のソロパートを歌った15歳の岡田彩花の卒業が取り沙汰されたが、岡田本人が、グーグルプラスで「卒業はしないです」と否定した。8人が慕う峯岸への歌だったとしても不思議ではない。

 もう1つの根拠は、AKB48グループの歴史上、ビッグコンサートが、サプライズ発表なしで終わったことがないことだ。峯岸ではなくメンバーの大量卒業の可能性も十分。ここまで2日間は、嵐の前の静けさでしかないはずだ。【AKB48取材班】