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高崎映画祭に井筒監督、小泉今日子ら

 ボランティアが運営する映画祭の草分けとされる群馬県高崎市の「高崎映画祭」(茂木正男事務局代表)が20年目を迎えた。各賞の授賞式が26日、「パッチギ!」で最優秀監督賞を受賞した井筒和幸監督や、「空中庭園」で最優秀主演女優賞に選ばれた小泉今日子らが出席して市内で開かれた。

 高崎映画祭は、地方での上映機会が減っていったのを背景に、「東京に行かなくても映画を見られるように」と自主上映活動をしていた茂木さんらが1987年に始めた。優秀な作品を選んで賞を贈呈し、規模も毎年少しずつ拡大した。

 「手探りで始めて今でも自転車操業だが、普段映画を見ない人にも来てもらい、琴線に触れる作品を見つけてほしい」と茂木さん。初回から作品を貸し出している配給会社の営業担当者(52)は「行政が箱ものを作って映画祭を始めても、多くは長続きしない。高崎は映画が好きな人たちの情熱で続いてきた」と振り返る。

 映画祭は4月9日まで高崎市内の5会場で国内外の75作品を上映する。

[2006年3月26日17時59分]


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