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菊地凛子がアカデミー賞助演女優賞候補に
- ゴールデン・グローブ賞授賞式での菊地凛子(撮影・千歳香奈子)
米映画芸術科学アカデミーは23日、第79回アカデミー賞の候補を発表。助演女優賞に「バベル」に出演した菊池凛子(26)、作品賞に太平洋戦争での日米の激戦を描いた「硫黄島からの手紙」と、「バベル」がノミネートされた。
同賞は2月25日(日本時間26日)に発表される。
「バベル」は、モロッコの銃撃事件と連鎖する米国・メキシコの国境や日本の出来事を通し、人間同士の心の壁とほのかなきずなを描いた。菊地は、心の傷を抱え疎外感と格闘するろうあの女子生徒を熱演した。
「硫黄島からの手紙」は、クリント・イーストウッド監督が硫黄島の戦闘を日米双方の視点から描いた2部作のうち、米国側から見た「父親たちの星条旗」に続く作品。日本軍の指揮官を演じた渡辺謙をはじめ二宮和也らが出演した。
アカデミー賞は、映画関係者らでつくる映画芸術科学アカデミーの会員の投票で選ぶ。
[2007年1月23日23時19分]
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