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座頭市、眠狂四郎の田中徳三監督が死去
映画監督の田中徳三(たなか・とくぞう)氏が20日午後7時40分、脳出血のため奈良県橿原市の病院で死去した。87歳。大阪市出身。葬儀は親族のみで執り行い、後日しのぶ会を開く予定。
48年、大映京都撮影所に入社。市川雷蔵主演の「眠狂四郎」シリーズ数作をはじめ、「座頭市」シリーズなど時代劇中心に作品を量産した。代表作はほかに「兵隊やくざ」「悪名」(いずれも勝新太郎主演)シリーズ。71年の大映倒産後は、テレビで「必殺」シリーズや2時間ドラマなどを監督した。
今年11月には、30数年ぶりに監督した映画「田中徳三監督 少年河内音頭取り物語」が完成。大阪市内で開かれた記念上映会に元気な姿を見せていた。
[2007年12月21日11時59分]
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