「新世紀エヴァンゲリオン」の加持リョウジ、「それいけ!

 アンパンマン」のチーズ役などで知られる声優山寺宏一(48)が、映画「ルパンの奇巌城」(秋原正俊監督、来年公開予定)で映画初主演することが25日、分かった。

 “七色の声の持ち主”とされる山寺だが、約10年前から俳優業にも進出している。00年放送のフジテレビ系ドラマ「合い言葉は勇気」でギャラクシー賞奨励賞を受けるなど、名脇役としての存在感を示してきた。そして、映画初主演作となる「ルパン-」の原作は、モーリス・ルブラン氏の最高傑作とされた「奇巌城」で、日本では作家菊池寛が翻訳で紹介された。今作は、舞台を日本に置き換え、江戸時代から続く名家に起こった盗難事件に、山寺演じるルパンがからむ設定になっている。