太宰治原作の映画「人間失格」(20日公開)のプレミアナイト上映が19日、都内で行われ、主演生田斗真(25)荒戸源次郎監督らが登壇した。生田は荒戸監督から「本当に頑張っていた。素晴らしい」と熱演をほめられると、男泣き。「舞台の上で泣いたのは初めて。幸せです」と実感を込めた。バンクーバー五輪フィギュアスケート男子で銅メダルを獲得した高橋大輔については「注目していました。同年代で素晴らしい。僕も世界を狙って、『人間失格』で金メダルを取りたい」と力を込めた。

 伊勢谷友介、石原さとみ、小池栄子、三田佳子らキャスト10人が“前夜祭”に集結。3回に分けて舞台あいさつを行い、計1000人以上のファンを喜ばせた。公開初日の20日は、生田と荒戸監督が新宿や川崎で舞台あいさつを行う。