いじめの復讐(ふくしゅう)劇を描くサスペンス映画「×ゲーム」(今秋公開、福田陽平監督)の製作発表が19日、都内で行われ、主演のD-BOYS荒木宏文(26)と、AKB48の渡り廊下走り隊の菊地あやか(16)仲川遥香(18)が意気込みを語った。

 原作は「リアル鬼ごっこ」で知られる山田悠介氏のベストセラー小説で、いじめに復讐するいくつものバツゲームを描く。AKB48の人気者に囲まれた荒木は「何を話したらいいのか、ヒジョーに困ってます。若い子の流行を学ばないと」と照れ笑い。冷静な大人の役を演じる菊地と仲川は、それぞれ「大人の菊地あやかを見せたい」「凜(りん)としている大人の女性になれたら」と抱負を語った。

 D-BOYSとAKB48の共演に福田監督は「ファンに狙われるんじゃないかと思う」と頭をかきながらも「見終わった後に納得してもらえる作品にしたい」と話していた。