俳優市原隼人(23)が22日、都内で主演映画「ボックス!」(李闘士男監督)の初日舞台あいさつを行った。高校生の天才ボクサーを演じ、壇上でくす玉を右ストレートで打ち破った。「映画の初日、ありがとうございます。すごくうれしいです。この作品が、皆さんの経験の一部として力になればうれしいです。これからもよろしくお願いします」と頭を下げた。

 司会から「一言で言うと、どんな作品か」と聞かれ、「挑戦、ですね。ボクシングが全部奥まで入っていた。パンチが入っていた」と笑顔。共演の高良健吾は「僕は初体験」と話したところで、李監督がたまらずクレームを入れた。「お前ら、いやらしいんだ。奥まで入ったとか、初体験とか。もっと言うことあるやろ。ウチの子供も見に来とんねん」と関西弁を響かせていた。谷村美月、香椎由宇、筧利夫も登壇した。