映画「20世紀少年」(堤幸彦監督、8月30日公開)の製作報告会見が11日、東京・成城の東宝スタジオで行われ、主演の唐沢寿明(44)豊川悦司(46)常盤貴子(36)らが出席した。総製作費60億円をかけた3部作。1月3日から6月末まで埼玉・西川口のオープンセットなどで1、2部を並行撮影する。主人公ケンヂ役の唐沢は「この映画に引退を懸けようと(共演の)香川照之君から言われて迷ってます」。豊川は「香川君と違って引退するつもりはない。絶対に成功させます」と笑って話した。この日、報道陣に公開されたダイジェスト映像が今年のカンヌ映画祭の見本市で上映されることも発表された。