94年の発売以来、全世界で累計3400万本の売り上げを記録している人気ゲームソフト「鉄拳」がタイトル「TEKKEN」で米ハリウッドで実写映画化され、このほど完成。未公開の場面写真を入手した。同ソフトは格闘技大会における個性あふれるキャラクターたちの魅力と格闘アクションを楽しむ3D対戦格闘ゲーム。日本の配給を手掛けるワーナー・ブラザースによると映画は、母親を殺された主人公が、復讐(ふくしゅう)のために格闘技大会に参加するという同ゲームの内容を踏襲しながら、オリジナルストーリーが展開するという。

 主人公の風間仁役は、「バッドマン・ビギンズ」やジャッキー・チェン製作総指揮の「ドラゴン・プロジェクト」などの作品で本格アクションを披露してきたジョン・フーが演じる。監督は米人気テレビシリーズ「24」の演出も手掛けたドワイト・リトル氏で来年3月公開。