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国分太一、単独初主演映画で落語
TOKIO国分太一(31)が、単独初主演映画で落語家役に挑戦する。若手落語家の恋と人生を描いた小説「しゃべれども しゃべれども」の映画化で、3月に真打ちに昇進した柳家三三(さんざ=31)に弟子入りしてけいこに励んでいる。国分は、各局のトーク番組で進行役を務めるなど、しゃべりには定評がある。それでも劇中で披露する「饅頭(まんじゅう)こわい」など、古典落語には苦労しており「一生懸命覚えているのですが、これが結構大変でして…」とこぼしている。
ただし、師匠の三三は「大変優秀な弟子。けいこするたびにどんどん上達していく。上達ぶりが師匠孝行でうれしい半面、師匠を追い越さない程度に手加減するのも師匠孝行だということも今後は教えていきたい」と最上級の褒め言葉で評価している。
高座に上がる場面は都内の寄席でロケが予定されている。TOKIOのメンバーでは長瀬智也(27)がドラマ「タイガー&ドラゴン」で暴力団員の落語家を演じて「落語ブーム」のきっかけをつくった。徹底した役作りで臨む、国分の主演作も落語界の刺激になりそうだ。メガホンは平山秀幸監督がとる。撮影は5月1日にスタート。公開は来年。
[2006年4月20日7時26分 紙面から]
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