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スケバン刑事あややのママは斉藤由貴!

 初代スケバン刑事が4代目の母親だった! 女優斉藤由貴(39)が、歌手松浦亜弥(19)主演映画「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」(深作健太監督、9月30日公開)に出演することが6日、分かった。斉藤は85年放送開始のドラマシリーズで初代を演じた。21年を経た映画では、松浦の演じる初代の愛娘が4代目を襲名するため、母親として登場することになった。また、極秘とされていた4代目の決めぜりふも明らかになった。

 ドラマ放送当時、斉藤は18歳。「てめーら、許せねぇ!」と悪に立ち向かってきた初代サキも母になっていた。斉藤演じる4代目の母はニューヨークにいた。不法滞在のため、ささいな事件で司法当局に拘束される。その娘の松浦は日本に強制送還され、母の釈放を条件に4代目を襲名する。これが映画版のストーリーの軸となる。

 斉藤が「スケバン刑事」に再登場するのは、85年の放送当時以来初めてだが、愛着ある作品だった。撮影で使用したヨーヨーは今も大切にしている。思い出深い作品からの出演依頼に「昔のファンが喜んでくれるのではと思って決めました」と快諾した。現在、私生活では1男2女の母。偶然、自身が演じるスケバン刑事を見た子供たちは「スケバン」にハマっているという。

 ストーリーの設定も21世紀モードになった。ネット犯罪や爆弾テロが絡み、ニューヨーク育ちの4代目のセーラー服のスカート丈もひざ上になり、別に戦闘服も用意された。斉藤は、時代を反映したストーリーに「新鮮ですね。劇画タッチの原作にとても近い当時の作品と全く違うことに、興味がわきました」と話した。

 斉藤と松浦がそろって登場する場面はないが、衣装合わせで対面した。放送開始当時生まれていなかった松浦は、慣れないスケバン口調やヨーヨー、アクションに「スケバン刑事って大変ですね」と漏らした。斉藤は松浦について「漫画のキャラクターのような個性を持った方という印象なので、すごく合うなぁと思いました。新しい時代のスケバン刑事をどう演じているか楽しみ」と合格点を付けた。カンヌ映画祭では「YO-YO GIRL COP」のタイトルでセールスされ、ドイツなど海外での公開も決定したが、何より斉藤の登場でかつてのファンの関心が一気に高まりそうだ。

[2006年6月7日7時27分 紙面から]

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