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海賊ジョニー・デップがディズニー襲撃!?

 【ロサンゼルス24日(日本時間25日)=近藤由美子】米俳優ジョニー・デップ(43)が主演する人気ディズニー映画の続編「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」(日本公開7月22日)のワールドプレミア上映会が、ロス近郊のディズニーランド・パークで行われた。映画でデップが演じる海賊が、同パークの人気アトラクション「カリブの海賊」に登場。この日のプレミアに合わせ、デップ人形が初公開された。

 03年公開の前作「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、アトラクション「カリブの海賊」をモチーフに製作された。ボートに乗り込み、海賊に襲われた街や海をめぐるディズニーランドでも屈指の人気を誇る体験型アトラクションだが、今回は映画のPRも兼ねて3カ月休止してリニューアル。新しく、デップ演じる海賊ジャック・スパロウや敵対する海賊バルボッサの人形を配置。新作に登場する悪役も映像で登場させた。カリフォルニア州アナハイムの同パークでは26日に正式オープン。7月7日には、フロリダ州のディズニーランドでもリニューアルオープンする。

 「アニマトロニクス」と呼ばれる最新技術で、生きているように見えるデップ人形は3体登場する。映画で使った金貨40万枚や海賊船の旗などの小道具も使用されている。海賊だけに、日本にも突然現れるかは不明だ。これまで各地のディズニーランドで芸能人が登場したアトラクションは、米歌手マイケル・ジャクソンの立体映像アトラクション「キャプテンEO」だけ。デップはプレミア上映前に、分身のような人形に対面し、「不気味だけど、リアルですごい。よくできているね」と喜んだ。

 人気アトラクションの内容を変更させる映画の続編初披露とあって、プレミア上映会は前作と同様ディズニーランドを占拠して行われた。早朝から約1万人が駆け付け、前回プレミアで世界最長といわれた約800メートルの赤じゅうたんも、850メートルに記録更新。総費用も5億円増の15億円に膨れ上がった。

 日本では前作から200増の700スクリーンで公開。デップとオーランド・ブルーム(29)が7月9日に来日する予定だ。配給のブエナビスタは、興行収入を前作の2倍となる136億円と見込んでいる。最大の敵は人気に便乗した海賊版になるかもしれない。

[2006年6月26日9時0分 紙面から]

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