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「犬神家の一族」30年ぶり“逆さ死体”

 名シーンが30年ぶりによみがえる。映画「犬神家の一族」(市川崑監督、12月16日公開)に、76年公開の旧作で観客に衝撃を与えた「湖から突き出た逆さ死体の足」が登場することが22日、分かった。当時、全国の小学生がプールでまねするブームになったほどの有名シーンで、今回もしっかり登場する。

 撮影は長野・青木湖湖畔で行われた。“死体”には製作期間1カ月の特殊ゴム人形を使用。ひざの曲がり具合、足の開く角度は旧作を忠実に再現した。なかなか再現できず、型取りをやり直したほどこだわった。旧作はダイバーが水中で人形の足を支えて撮影されたが、今回は水中に木製の櫓(ろ)を建て、そこに刺して固定した。旧作のメガホンもとった市川監督も大満足している。なお26日から劇場で上映される予告編では、同シーンは旧作の映像を使用。新作公開時にスクリーンで見比べることもできる。

[2006年8月23日8時17分 紙面から]

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