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竹内結子2年ぶりに女優復帰

 女優竹内結子(26)が2年ぶりに女優復帰することが30日、分かった。映画「サイドカーに犬」(根岸吉太郎監督、来年秋公開)に主演する。昨年6月に歌舞伎俳優中村獅童(33)と電撃結婚。同年11月に長男を出産し、女優活動を休止していた。人気ドラマ、映画で清らかでひた向きな女性を演じてきたが、心機一転選んだのは、頭突きの場面もある激しい役柄だった。

 今年2月に行われた資生堂ヘアケアブランド「TSUBAKI(ツバキ)」のCM会見で仕事復帰した竹内が、本格的に女優業を再開する。9月中旬に東京近郊で撮影を開始予定。

 女優活動は妊娠中ながらヒロインを務めた、昨年10月公開映画「春の雪」以来。復帰作を狙って、映画やドラマの出演依頼が殺到したが、作品については慎重に検討してきた。竹内は「台本を読んで、これまで演じさせていただいてきた役とはまた違った女性像であるところにひかれました」と「サイド-」を選んだ理由を説明した。

 同映画の原作は02年に「猛スピードで母は」で芥川賞を受賞した長嶋有氏(33)のデビュー作。10歳の少女と、少女の世話をするために突然、家にやってきた謎の女性ヨーコのひと夏の交流を描く。関係者によると竹内は「感情移入をして読ませていただいた」と言うほど、脚本に引き込まれた。すでに、劇中でヨーコが愛用するドロップハンドルの自転車を乗りこなす練習を開始。ヨーコは、世話焼きでしんの強い女性で、家出した少女の母親を頭突きで気絶させる激しいシーンも盛り込まれる予定だ。

 竹内は「根岸監督の運転する『サイドカー』に乗せていただき、新しいことに挑戦するつもりで挑みたいと思います。どんな景色が見えてくるのか、今からとても楽しみです」と話している。少女の父親役の個性派俳優、古田新太(40)との共演も注目される。来年の海外主要映画祭コンペティション部門への出品も視野に入れている。

[2006年8月31日8時25分 紙面から]

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