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ブラピが「悪夢探偵」のリメークに名乗り

映画「世界はときどき美しい」完成披露試写会に出席した松田龍平と松田美由紀
映画「世界はときどき美しい」完成披露試写会に出席した松田龍平と松田美由紀

 米俳優ブラッド・ピット(42)が、松田龍平(23)hitomi(30)主演の映画「悪夢探偵」(塚本晋也監督、来年1月24日公開)のリメークに名乗りを上げていることが5日、分かった。ピットの製作会社プランBが同映画の製作・配給のムービーアイを通じて塚本監督にオファーした。プランBは香港映画「インファナル・アフェア」のリメーク「ディパーテッド」をレオナルド・ディカプリオ(32)主演で製作した実績もある。実現すればハリウッドの一流俳優たちが出演することになりそうだ。

 「悪夢探偵」はすでに米国映画関係者の高い評価を得ている。11月上旬に米サンタモニカで開催されたアメリカン・フィルム・マーケットで上映したところ、続々と配給オファーが届いた。その後、プランBをはじめ、中田秀夫監督「リング」や清水崇監督「呪怨」のリメークを手掛けた製作会社や、ピット主演映画「Mr.&Mrs.スミス」を製作したリージェンシーなどメジャースタジオを含む合計16社から映画化権獲得のオファーが殺到。米映画関係者は「人の夢の中に入り込む能力を持つ探偵の活躍というアイデアが高く評価されている」という。

 悪夢探偵は同監督が生み出したオリジナルキャラクター。愛着が深く、各社から届くオファーに対して自分でメガホンをとることを希望している。同監督は「リメークには積極的にかかわりたい。小さかった企画が大きな映画ビジネスに広がった。うれしく思います」。

 龍平の父、松田優作さんは89年「ブラック・レイン」でハリウッド進出を果たした。当時、龍平は6歳。形は違うが、映画の本場で注目された。

[2006年12月6日8時56分 紙面から]

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